2021-12-14
持っている土地や家屋を売ろうかどうしようかと迷ってはいませんか。
不動産がちゃんと売れるのかが気になったり、住宅ローンの残債がまだまだ残っていて不安に感じたりと、売却を決意する前に二の足を踏む理由は様々です。
この記事では、土地や家屋を売る際に知っておきたい「オーバーローン」について解説します。
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まずは「オーバーローン」の意味を知っておきましょう。
オーバーローンとは、土地や家屋の売却価格よりも住宅ローンの残債が多い状態を意味します。
オーバーローンと比較されるのが「アンダーローン」です。
アンダーローンとは、オーバーローンとは反対に土地や家屋の売却価格よりも住宅ローンの残債が少ない状態を指します。
では、不動産売却をしたいと考えた際にオーバーローン状態だと何が問題なのでしょうか。
もしもオーバーローンの状態で不動産を売却した場合、売却益から住宅ローンの残債を支払っても完済することができません。
また、同時に抵当権の抹消もおこなう必要があるのですが、そのためにまずは住宅ローンを組んだ金融機関に売却することについて同意を得なければなりません。
このように様々なハードルがあるためスムーズな不動産売却ができないことが、オーバーローンの状態で売却を検討する際の問題です。
オーバーローンになりやすいケースには傾向があり、頭金なしのフルローンや25年以上のローンを組んだり、新築物件を購入して15年経っていない場合などです。
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では、不動産売却をする際にオーバーローンであるかどうかの調べ方も知っておきましょう。
組んでいるローンの残債がいくらなのかは、ローンを組んでいる金融機関から届くローン返済計画書や残高証明書で確認できます。
固定金利ではなく変動金利だと、半年ごとなどにおこなう金利見直しをした後にローン返済表を見て確認することもできます。
なお、売りたい不動産と類似した周辺の不動産の相場も調べておくと、売却価格の参考になるためローンの残債と見比べてオーバーローンかどうかがおよその判断ができます。
オーバーローン状態の土地や家屋を売る方法といえば「任意売却」です。
競売にかけられると相場よりも非常に低い売却価格になってしまいます。
競売にかけられる前に、相場に近い価格で売却できる任意売却をおこなうことがおすすめです。
任意売却をするためには、先述のとおり、金融機関に任意売却に関しての同意を得て、抵当権を抹消する必要があります。
また、金融機関への交渉によっては新居への引っ越し代金も捻出してもらえる可能性があります。
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この記事では不動産売却前に確認しておきたい「オーバーローン」がどのようなものなのかを解説しました。
オーバーローンでも売却をすること自体は可能ですが、ハードルがいくつもあります。
オーバーローンでも不動産を売りたいとお考えの方は、一度弊社までお気軽にご相談ください。
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