2021-12-21
相続した家を持っていたり、住み替えを検討している方の中には、インスペクションの実施を検討している方も多いのではないでしょうか。
弊社は岡山市で皆さんの売却をサポートなどをしておりますが、弊社にもインスペクションについて相談に来られるお客様がいます。
この記事では不動産売却の際に考えるインスペクションについてお伝えしますので参考にしてください。
\お気軽にご相談ください!/
まずは不動産の売却時におこなうインスペクションの意味を解説します。
インスペクションとは、国の定めた基準に従っておこなう家屋調査のことです。
実際の調査方法は目で確認するのが主です。
しかし、オートレーザーや木材水分計などを用いる場合もあります。
床の下も白アリによる腐食がないかなどを調べます。
調査されない個所は浴室乾燥機、モニターフォン、ディスポーザーなどの設備です。
調査の対象となるのは築年数が2年以上で、これまでに人が住んでいた家だけです。
中古の戸建て、アパートやマンションなどの集合住宅も所有者が使用するしないに関わらず調査対象です。
一方で、新築物件はホームインスペクションの対象には含まれません。
事務所や店舗などは調査対象になりません。
「ホームインスペクション」、「住宅診断」と呼ばれることもあります。
インスペクションのをおこなうのは、既存住宅状況調査技術者講習を終了した人です。
ホームインスペクションで調べる個所は、戸建て住宅と集合住宅で少々異なりますが、おおむね同じです。
建物構造で大切な部分では基礎、土台、床、柱、壁、屋根板など。
雨水が入ってくるのを防ぐ部分では基礎や基礎杭、床版、外壁、開口部、屋根などです。
アパートやマンションなどの集合住宅だとこれらに排水管などが加わることもあります。
弊社が選ばれている理由|お客様の声一覧
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中古の家屋にインスペクションをおこなう目的は、対象の家屋に傾きや白アリによる被害などがないかを確かめるためです。
インスペクションは調査対象外の個所もありますが、物件を買う人も売る人も安心できる点がメリットといえます。
インスペクションにかかる費用は戸建てで5万から6万円ほどで、戸建ての場合は床面積に応じて変わることがあります。
アパートやマンションだと5万円ほどを見ておくと間違いありません。
この調査費用を負担するのは調査を頼んだ人のため、売却主と買主どちらの場合もあります。
インスペクションをおこなう際の注意点は、家屋すべての瑕疵が見つかるわけではない点です。
メリットとデメリットを踏まえたうえで実施するかどうかを決めるのがおすすめです。
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この記事では不動産売却で考える「インスペクション」の意味、目的、対象などを解説しました。
インスペクションをおこなうには費用もかかりますが、買う方だけでなく売る方にもメリットがあることがおわかりいただけたと思います。
不動産売却をする際には、ぜひこの記事を参考にしてください。