不動産売却前のリフォームは不要!リフォーム以外に取り組むこととは?

2022-03-15

不動産売却前のリフォームは不要!リフォーム以外に取り組むこととは?

この記事のハイライト
●不動産を売却する際のリフォームは基本的に不要
●内見時の印象を良くするために、ハウスクリーニングを検討する
●リフォーム以外に、目立つ傷の修繕や庭の手入れなどはおこなったほうが良い

築年数が経っている不動産を売却するにあたって、「きれいにしたほうが売れやすいだろう」と、リフォームを検討される方がいらっしゃいます。
しかし、リフォームには費用がかかるだけでなく、リフォームしたことが逆効果になる可能性もあるため、売却前のリフォームはおすすめしません。
そこで今回は、不動産売却前のリフォームが不要な理由と、リフォーム以外に取り組みたい方法について解説します。
岡山市内で不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

\お気軽にご相談ください!/

不動産を売却する際のリフォームは不要!その理由とは?

不動産を売却する際のリフォームは不要!その理由とは?

不動産を売却する際、「リフォームしてきれいにすれば高く売れるかもしれない」と考える方が多いかもしれませんが、売却前のリフォームは基本的には不要です。
その理由をご説明するために、まずは不動産売却前にリフォームするメリット・デメリットをご紹介しましょう。

メリット

  • 購入検討者に与える家の印象が良くなる
  • 買主は引っ越し後すぐに生活を始められる

不動産を購入するにあたって、見た目のきれいさを重視する方はたくさんいらっしゃいます。
類似物件を比較して、金額にさほど差がなければ、見た目のきれいな物件を購入したいと思うでしょう。
また、買主はリフォーム費用を準備する必要がなく、すぐに生活を始められます。
転勤などで、急いで住居を探している方にはメリットが多いため、「すぐに入居したい」と不動産を探している方にとって魅力的な物件だと言えるでしょう。

デメリット

  • リフォーム費用は販売価格に上乗せしにくい
  • 安い物件を探している方を逃してしまう
  • ニーズに合わない場合がある

リフォームするためには、それなりの費用がかかります。
しかし、その費用を販売価格に上乗せした結果、相場よりも高くなってしまう可能性があります。
中古物件を探している方の多くは、「安さ」を求めています。
リフォームして見た目がきれいになっても、その分価格が高ければ、売れにくくなるでしょう。
また最近は、安い物件を購入して、自分好みにリフォームやリノベーションする方が増えており、高額な費用をかけてリフォームしても、ニーズに合わない場合があるのです。

リフォームが不要な理由

リフォームして売り出す場合、メリット・デメリットの両方が存在することをお伝えしました。
たしかにリフォームしてきれいにすれば見た目の印象は良くなりますが、リフォーム費用を上乗せして高く売れるわけではありません。
また、費用をかけてリフォームしても、ニーズに合わない可能性もあります。
したがって、不動産を売却する際は、リフォームせずにそのまま売り出したほうが、売主にとっては得策だと言えるでしょう。

こちらの記事も読まれています|不動産売却にかかる期間は?売却が長引く理由と対処法についてご紹介

\お気軽にご相談ください!/

不動産を売却する際にリフォームが必要なケースとは?

不動産を売却する際にリフォームが必要なケースとは?

不動産を売却するにあたって、大がかりなリフォームは不要ですが、不動産の状況によってはリフォームしたほうが良い場合もあります。
そこで、ここからは、リフォームが必要なケースについてご紹介していきましょう。

重要な設備が壊れている

中古物件を安く購入したいと考える方にとって、見た目の古さは気にならなくても、最低限の設備が整っていなければ、購入しようとは思わないでしょう。
したがって、生活するうえで必要な設備が壊れている場合は、売却前に修繕が必要です。
たとえば、給湯器の修繕が必要な場合、2万円ほどが費用の相場です。
比較的費用が安く済むような簡易的なリフォームは、検討しても良いでしょう。

あまりにも見栄えが悪い

「畳がぼろぼろになっている」「壁紙の汚れが目立つ」など、あまりにも見栄えが悪い部分は、交換もしくは修繕が必要です。
傷や汚れがひどい場合は業者に見積もりを依頼し、どれくらいの費用がかかるのかを確認してから検討しましょう。

水回りの汚れがひどい

トイレや浴室、洗面所、キッチンなどの水回りは、生活感が出やすい部分です。
また、購入を検討している方がチェックしたいポイントでもあるため、内見時に汚れがひどいと、購入意欲が損なわれる可能性があります。
したがって、水回りの汚れがひどい場合は、リフォームが必要かもしれません。
水回りの費用相場は、トイレが約10万円から20万円、洗面所が約20万円、キッチンが約10万円から30万円、浴室が約50万円から150万円と、それなりの費用がかかります。
先ほどもお伝えしましたが、それだけの費用をかけても高く売れるわけではないため、水回りについては、とくに慎重に判断することをおすすめします。
ハウスクリーニングで良い場合もある!
リフォームが必要であると考えられる場合でも、ハウスクリーニングで十分見た目が良くなる可能性があります。
たとえば浴室の場合、1万2,000円から1万8,000円ほどで、壁や天井、床、換気扇、窓などあらゆる部分を掃除してもらえるため、浴室全体がきれいになります。
そのほか、キッチンが約1万2,000円から2万円、トイレが約6,000円から9,000円がハウスクリーニング費用の相場ですが、水回りをまとめて依頼することも可能です。
リフォームしなくても十分きれいに見せることができるため、費用を抑えるために、ハウスクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事も読まれています|不動産売却にかかる期間は?売却が長引く理由と対処法についてご紹介

\お気軽にご相談ください!/

不動産を売却する際に取り組みたいリフォーム以外の方法とは?

不動産を売却する際に取り組みたいリフォーム以外の方法とは?

それでは最後に、売れやすくする方法として、リフォーム以外に取り組んだほうが良いことをご紹介します。

ホームインスペクションを実施する

中古住宅を売却する際は、「ホームインスペクション」を実施することを検討しましょう。
ホームインスペクションとは、主に「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」について、専門家が建物の状況を調査することです。
ホームインスペクションで不具合がないことが分かれば、物件のアピールにもなるため、ぜひ売却前におこなうことをおすすめします。

最低限の修繕をする

前章でもお伝えしましたが、あまりにも見栄えが悪い場合は、リフォームをおこなわなくても、できる範囲で修繕したほうが良いでしょう。
また、一戸建ての場合は、庭があることに魅力を感じる方が多く、「家庭菜園を楽しみたい」「庭でバーベキューをしたい」など、憧れを持って購入を検討している方がたくさんいらっしゃいます。
したがって、室内だけでなく庭の手入れも行き届いていると、印象が良くなります。
雑草や落ち葉を取り除き、きれいに整備された庭を見てもらうことで、物件の魅力をアピールしましょう。

古家の場合は解体を検討する

築年数が経っている古い家の場合は、解体して更地にしてから売り出す方法も選択肢の一つです。
たとえば、「家を新築したい」「新規店舗をオープンしたい」など、更地の需要が高い立地の場合は、古家を解体して売り出したほうが売れやすい可能性があります。
しかし、解体するためには費用がかかります。
どのような販売方法が良いのかを個人で判断することは難しいため、不動産会社に相談することから始めましょう。

こちらの記事も読まれています|不動産売却にかかる期間は?売却が長引く理由と対処法についてご紹介

まとめ

不動産を売却する際、基本的にリフォームは不要です。
物件の状態によってはリフォームが必要なケースもありますが、その費用を販売価格に上乗せしにくいため、慎重に判断する必要があります。
ハウスクリーニングを依頼したり、目立つ傷を修繕したりするだけでも、見た目の印象は良くなります。
まずは不動産会社に相談しながら、物件に合った方法で売却成功を目指しましょう。
弊社では、すぐに売却価格を試算したい方のための「不動産査定」や、売却に関するご相談を無料にてご利用いただけます。
お客様のご希望に沿った販売方法をご提案しますので、岡山市内で不動産売却をご検討の際は、ぜひ弊社にお任せください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

086-270-8200

営業時間
09:00-18:00
定休日
土日祝(事前予約ご対応致します。)

売却査定

お問い合わせ