リースバックの買取相場？家賃を抑える方法もご紹介！

コロナ禍の影響もあって、住宅ローンの返済が負担になっている方も多いでしょう。
滞納してしまうと自宅を失うだけでなく、借金を背負うリスクがあります。
しかし、住み慣れた家を売却することに抵抗のある方も少なくありません。
そんな方には、売却後も住み続けられるリースバックの活用をおすすめします。
そこで、リースバックの買取相場や家賃を抑える方法などについてご紹介します。

リースバックの買取相場は？市場価格より安くなる？

リースバックとは、売却後も家賃を支払うことで自宅に住み続けられる不動産売買の方法です。
まとまったお金を受け取りつつ、引っ越しの必要がないのがリースバックのメリットですが、買取価格は一般的な売買より2〜3割程度下がってしまいます。
これは、リースバックが投資不動産として家賃による収益を目的としており、利回りを重視して買取価格を決めるためです。
ただし、築年数が古い場合は相場とほとんど変わらないケースもあります。
売却後の市場価値下落リスクが築浅物件に比べると低いため、買取価格に有利に働くのです。

リースバックは支払う家賃が割高？相場や高い理由をご紹介

リースバック後は、家賃を支払うことで引っ越す必要なく今までどおり自宅に住み続けることが可能です。
家賃は売買価格と期待利回りから算出されるため、周辺の相場と同じわけではありません。
リースバックの家賃は、年間で売却価格の10%ほどに設定されるのが一般的です。
そのため、売却価格が高ければ高いほど、相対して家賃も高くなります。
これが、周辺相場に比べてリースバックの家賃が高いといわれる理由の1つです。
とくに、住宅ローン残債が多い物件などは、売買価格を高値で設定しなければならず、家賃も周辺相場より高くなってしまうので注意してください。

リースバックの家賃は相場より高くなる？抑える方法は？

リースバックの利用を検討している方にとって、家賃設定額はできるだけ安く抑えたいものです。
どうすれば家賃を抑えられるのだろうかと頭を悩ませている方も多いでしょう。
もっとも簡単に家賃を抑える方法は、売買価格を低く設定することです。
すでにご説明したとおり、家賃は売買価格と利回りによって計算されるため、売却価格が低ければ算出される家賃も抑えられるでしょう。
将来的に買い戻したいと希望される場合も売却価格を抑えておくことで、買取価格も安くなりやすいのが特徴です。
また、リースバック後の家賃は、交渉によって決定することもできます。
かならずしも家賃が安くなるわけではありませんが、周辺相場と同程度であれば下げてもらえる可能性も高く、やってみる価値はあるでしょう。

まとめ

リースバックは売却後も家賃を支払うことで自宅に住み続けられるのか魅力ですが、相場と比較すると2〜3割程度売却価格が下がってしまいがちです。
さらに、家賃は売買価格と利回りを用いて算出するため、周辺相場より高くなってしまうことも少なくありません。
家賃を抑えるためには、売却価格を下げる、買主と交渉してみるなどの方法を実践してみてください。
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