2023-08-08
マンション売却の際に取り扱いに迷う設備のひとつに「エアコンは外すのか良いのか、それとも付けたままが良いのか」があります。
エアコンの有無によってマンション売却時の対応が異なるため、実際どちらが良いのかは知っておきたいところです。
そこで今回は、マンション売却時にエアコンはどうするのか、残すケースと撤去するケースそれぞれの注意点を解説します。
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エアコンの処遇には明確なルールが決められていないため、売主と買主でどうするのか話し合いをするのが一般的です。
エアコンは付帯設備に該当するので、基本的に売主の所有物として扱われます。
売主が新居に持っていきたいのであれば撤去し、残したいのなら買主の合意を得てそのままにしておくことも可能です。
しかし、不動産業界では昔から「現状渡し」と呼ばれる慣習があり、売却時にはまっさらな状態で買主に引き渡すのがほとんどです。
付帯設備は外して引き渡すのが基本となっているため、状況によっては残したままにできない可能性があります。
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売却時にエアコンを残すか撤去するかの最終判断は売主と買主の話し合いで決めますが、製品が比較的新しい場合はそのまま残しておいたほうが良いです。
綺麗な状態であれば買主も問題なく使用でき、後々故障したなどでトラブルが発生することも少ないといえます。
また、引っ越し先にエアコンがある場合や新品を購入する予定がある場合もそのまま残しておくのがおすすめです。
一方で、製品が古いケースは撤去したほうが良いです。
老朽化が進んでいる場合は故障のリスクが高いうえに、電気代が高くなる可能性もあります。
エアコンの耐用年数は10年ほどとなっているため、寿命が近い製品は撤去しておくのが無難です。
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売却時にエアコンを残す場合は、付帯設備表に記載することを忘れないようにしましょう。
設備の状況や条件を書面上に残しておけば、トラブル防止にも繋がります。
買主に正しい情報を伝えていないと、引き渡し後に契約不適合責任を問われる可能性もあるため注意が必要です。
また、撤去する場合の注意点として、内覧が終わるまでそのまま設置しておく必要があります。
室内が快適な温度に保たれていないと、買主もじっくり考えられないため、撤去するタイミングにこだわりましょう。
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マンション売却時のエアコンは、売主と買主の話し合いで残すか・撤去するか決定するのが一般的です。
比較的新しい製品はそのまま残しておき、古く状態の悪い製品は撤去するなどエアコンの状態で判断するのも良いです。
エアコンを残しておく場合は付帯設備表に記載し、撤去する際はタイミングにご注意ください。
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