囲繞地の売却が難しいのはなぜ?理由や売却のポイントを解説

2024-03-19

囲繞地の売却が難しいのはなぜ?理由や売却のポイントを解説

土地はその形状や周りとの関係によって、売却が難しい場合があります。
そんな土地のひとつとして、「囲繞地」と呼ばれる土地があるのをご存じでしょうか?
今回は、そもそも囲繞地とはどんな土地か、どうして売却が難しいのかにあわせて、囲繞地を売却する際のポイントを解説します。

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売却が難しい土地「囲繞地」とは?

囲繞地を理解するに当たっては、まず「袋地」という土地の特性を知る必要があります。
袋地とは、周りをぐるっと囲まれていて、道路に面していない土地のことです。
そして、この袋地を囲む土地が「囲繞地」です。
袋地は道路に接続しておらず、そこから移動できませんので、そのままでは実質的に土地利用が不可能となります。
そこで、袋地の所有者が囲繞地を通行できるよう設定されるのが「囲繞地通行権」です。
これは法的に定められたものであり、袋地の所有者は必ずこの権利を行使できることになっています。
そのため、囲繞地の所有者は、袋地の所有者が自分の土地を通るのを拒否できないのです。
もちろん、タダで通行できるわけではなく、袋地の所有者は通行料として、一定の費用を支払う必要があります。

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囲繞地の売却が難しい理由

囲繞地は上述したとおり、敷地内を袋地の所有者に通行されます。
隣人が敷地内を通行することに対して、ストレスを感じたり、防犯面で不安を覚えたりする方もいるでしょう。
これにより囲繞地の需要は少なくなり、売却が難しくなるのです。
また、常に袋地の所有者との関わりが生じますので、近隣住民とのトラブルが生じるリスクもあります。
通行料の交渉や袋地の所有者の相続などのタイミングで、面倒が起こり得る可能性もあります。
以上のような理由により、囲繞地は通常の土地よりも売却が難しいです。

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囲繞地を売る際のポイントとは?

まず、袋地を購入できないかを考えてみましょう。
そうすれば、通常の土地と同じように売却できるうえ、広い土地として売り出すことができます。
袋地の所有者と交渉して納得してもらう必要がありますが、広い土地として売ることが出来れば、高値での売却が期待できるでしょう。
もし、購入できるほどの資金がないというのであれば、袋地の所有者と共同売却する方法もおすすめです。
袋地の売却も囲繞地と同様に困難であるため、袋地の所有者が承諾してくれる可能性があります。

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まとめ

囲繞地とは袋地を囲む土地であり、囲繞地通行権によって袋地の所有者が敷地内を通行します。
敷地内を隣人に通行されるといった抵抗感から、需要が少なく売却が難しい土地です。
袋地の所有者と交渉して、土地を整理することによって売りやすくなります。
岡山市の不動産売却は弊社がサポートいたします。
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